日豊本線佐伯駅 17:06


    

 
 
 
 
尾道を出て10時間。南延岡行きの普通列車に乗る。
大分と宮崎の県境でもある日豊本線佐伯〜延岡間を走る普通列車は、朝に1本、夕方1本、夜1本の合計3本しかない。
JR九州は今春のダイヤ改正で、これをさらに減便するらしい。途中駅の乗客が少ないのはわかっているのだが、地方における公共交通というのは、末端から壊死しかかっている。
  
電化区間なのにあてがわれた1両きりのディーゼルカーは10人に満たない旅客を乗せて走る。東京や大阪に住んでいるとわからないかもしれないが、交通に限らず地方のインフラ破綻はやがて都市にも波及するであろう。これはもう避けられないことで、好むと好まざるとに関わらず、そういう時代を生きているのだと自分自身を納得させるほかない。